三井倉庫グループのサステナビリティ
マテリアリティ


マテリアリティ
三井倉庫グループは、「社会を止めない。進化をつなぐ。」というパーパスのもと、事業活動を通じて新しい価値を創出し、当社グループと社会の持続的成長を実現することを目的に、マテリアリティ(重要課題)を特定しています。これらマテリアリティへの取り組みを推進し、事業に関連するSDGsの達成に貢献するとともに、当社グループの持続的な企業価値向上を実現していきます。

マテリアリティの特定プロセス
マテリアリティを企業価値向上の観点から捉え、社会課題の解決が当社グループの中長期的な価値の創造につながるという考えのもと、企業活動において影響度が大きく、株主・投資家を中心としたステークホルダーにとっても重要である課題を2020年にマテリアリティとして特定しました。
STEP1
SDGsやGRI、ISO26000等のグローバル指標に加え、当社グループの経営方針や各会議体での議論内容を踏まえ、企業活動を通じた社会課題解決(機会創出)の視点とリスクの視点、双方から網羅的に課題を抽出しました。
STEP2
STEP1で洗い出した課題について、まず当社グループの事業における機会とリスクの視点で「三井倉庫グループにおける重要度」の評価を実施しました。次に、日々の対話を通じて株主・投資家のニーズ・期待を把握しているIR部門にヒアリングを行い、「ステークホルダーへの重要度」として同様に評価を行いました。

STEP3
STEP2の重要度評価結果から優先順位付けした課題について、社内外関係者との議論や妥当性の確認を行い、三井倉庫ホールディングスの経営会議・取締役会での議論・最終承認を経てマテリアリティを特定しました。
三井倉庫グループのマテリアリティ
経済
共創を通じた持続可能で
強靭な物流サービスの提供
強靭な物流サービスの提供
社会
安全、多様性、働きがいのある
労働環境の実現
労働環境の実現
環境
積極的な環境負荷低減
脱炭素社会・循環型社会への
貢献
脱炭素社会・循環型社会への
貢献
マテリアリティKPI
経済 |
|
---|---|
社会 |
※達成期限は2026年3月期
|
環境 |
|
KPI達成のための体制整備
KPIを達成するためには、適切なガバナンスのもとグループ全体で活動を推進していく必要があります。社会および環境KPIに関しては、サステナビリティ委員会の傘下にグループ横断組織である各部会を設置し、部会毎の体制を整備するとともに、KPIに関する各施策の立案・実行を図っています。経済KPIに関しては、営業施策やDX推進施策等に落とし込み、経営に資する重要な事項については経営会議にて議論しています。
今後、取締役会監督のもと、KPIの進捗状況をサステナビリティ委員会や経営会議にて定期的に報告・モニタリングを行い、課題や改善点を抽出し、新たな施策につなげるといったPDCAサイクルを強化することで、KPI達成に向けたグループ全体での取り組みを加速していきます。
今後、取締役会監督のもと、KPIの進捗状況をサステナビリティ委員会や経営会議にて定期的に報告・モニタリングを行い、課題や改善点を抽出し、新たな施策につなげるといったPDCAサイクルを強化することで、KPI達成に向けたグループ全体での取り組みを加速していきます。
マテリアリティへの取り組み
当社グループは、持続的な価値創造に向けて3つのマテリアリティを特定しました。マテリアリティの取り組みにあたっては、グループ全社的な活動として推進すべく、KPI(主要取り組み指標)を設定し、実行体制を整え、PDCAサイクルを強化していきます。


三井倉庫グループとSDGs
すべてのステークホルダーとの対話を通し、企業の社会的責任の取り組みを推進することで、社会とともに持続的に成長します。
また、2030年に向けたSDGs(持続可能な開発目標)の考え方を取り入れ、事業活動を通じて社会の持続可能な発展に貢献していくことを目指します。
また、2030年に向けたSDGs(持続可能な開発目標)の考え方を取り入れ、事業活動を通じて社会の持続可能な発展に貢献していくことを目指します。