三井倉庫グループ

グループ理念

Group Philosophy

「物流を通じて課題を解決し、価値を創造していく」という決意を込めた三井倉庫グループ理念のもと、
中期経営計画をはじめとした経営戦略を実行し、当社グループの企業価値向上と社会およびお客様の持続的成長を実現してまいります。

グループの理念を構成する3つの要素

グループ理念は経営の最上位概念であり、
「PURPOSE (存在意義)」「VISION(中長期的に目指す姿)」「VALUES(価値観・行動指針)」から構成されています。

揺るぎない信念、社会における存在意義「PURPOSE」を核にして私たちが物流業界において中長期的に目指す「VISION」を実現するため、日々進んでいく三井倉庫グループの姿を理念体系図としてデザインしました。そして、「4VALUES」の動きのある配置は、止まることなく進んでいく私たちの姿勢を表しています。

PURPOSE  存在意義

社会を止めない。進化をつなぐ。

物流が果たす役割は、単にモノを預り、運ぶに留まらないと私たちは考えます。それは人と人、産業と産業、国と国など、あらゆるものをつなぐ太いパイプであり、社会を根底から支えるインフラとしての重要な役割を担っています。

そして物流が構築する揺るぎない基盤の上に、人々の毎日の暮らしがあり、経済の活発な営みがあり、社会は新陳代謝をくり返しながら進化を続けていきます。

「社会を止めない。進化をつなぐ。」まさにこのために三井倉庫グループは存在しています。創業から100年以上の永きにわたり、私たちは物流を軸に時代のニーズに応じて業容を拡大し、社会の進化につなげてまいりました。変化の激しいこれからの時代において、物流が果たす役割はますます大きくなっています。世界をより良い方向へ動かし、心豊かで持続可能な社会を実現するために、今日も私たちは物流の未来を見据えて活動しています。

VISION  中長期的に目指す姿

いつもも、いざも、これからも。
共創する物流ソリューションパートナー

私たちは歴史の中で、物流パートナーとしてお客様の成長を支え、信頼を育みながら共に歩んでまいりました。
信頼は一日にして得られるものではありません。
それは雨の日も、晴れの日も、平時はもとより有事の際にも、お客様の期待に最大限にお応えし続けた結果として醸成されるものだと考えます。

社会課題が複雑化し、社会そのものが大きく変化する中で、物流の重要性はますます高まり、 単に「モノを預かる・運ぶ」だけでなく、地球環境をはじめ、さまざまな課題解決に結びつく効率的かつレジリエントなサプライチェーンの構築が求められています。
私たちはいかなる時も、グループ内はもとよりあらゆるステークホルダーと共創することで、 お客様の企業価値向上を実現する物流ソリューションパートナーであり続けることを目指してまいります。

VISIONの実現を目指して

『中期経営計画2022』では、「グループ総合力結集によるトップライン成長」、「オペレーションの競争力強化」、「深化を支える経営基盤の構築」の3つを成長戦略の柱とし、積極的な投資とともに攻勢に転じます。

持続的な企業価値の向上

物流サービスを通じて新しい価値を創出し企業価値の向上とともに持続可能な社会の実現に貢献します。

4 VALUES  価値観・行動指針

PRIDE社会を止めないことの
責任と誇り

CHALLENGE顧客視点と社会視点の、
提案力と実行力で挑む

GEMBA現場は原点であり、
進化の起点であり続ける

RESPECT多様な個を受け入れ、
新たな価値を生み出す

たとえ企業が崇高な目標を掲げても、それを着実に実行するためには従業員一人ひとりの深い理解と行動が必要です。私たちが掲げるPURPOSEのもと、VISIONを実現していくために、あらためて一人ひとりが心に期すべき価値観と行動に移す際の指針を、「PRIDE」「CHALLENGE」「GEMBA」「RESPECT」の4つのVALUESに集約しました。それは社会基盤としての物流を堅持するとともに、お客様や社会の課題を抽出し、新たな提案や挑戦につなげること。さらに、物流の価値創造の源泉である現場を起点に、多様な個性を認め合う社風を通じて創発を促し、心豊かな社会の進化に資する存在となることです。従業員の一人ひとりが4つのVALUESを胸に抱き、それぞれの能力を最大限に発揮することで、持続的な価値を創出できる企業グループの実現を目指してまいります。