三井倉庫グループ

誰にとっても

最適になる答えは何か

航空調達・混載部
2019年入社 人間文化学部卒
M.M
PROFILE

大学では、英語を使ったビジネスコミュニケーションを学んでおり、アメリカへの留学も経験。自ずと海外に関われる仕事を軸に就職活動を行う。そこで興味を持ったのが、世界を支えるインフラである国際物流。その中で、三井倉庫エクスプレスを選んだ理由は、トヨタ自動車に関わる輸送を行っていることと、若手が活躍できる雰囲気があったからだという。

現在の仕事内容

私が行う「混載」は、輸出における同じ行き先の貨物をまとめて出荷させる、という手配を行う仕事です。航空機の貨物の枠を当社が買い取り、そこに様々なお客様の貨物をできるだけまとめることで、効率よく、コストを下げながら輸出をすることができます。百社以上ある航空会社から最適を選び、スペース調整・予約、金額の交渉をすることなどが私の役割です。多い時には1日50件もあり、予約方法や書類、運べるものが各航空会社で異なることが難しいポイントですね。

仕事のやりがい

混載の仕事は、スムーズに出荷を行うだけでなく、自社にできるだけ大きな利益をもたらすという役割もあります。日々の多様な貨物をどのように組み合わせるのかを任されており、自分で様々な状況を加味して選択し、結果的に大きな利益につながった時は、やりがいを感じますね。また、時には大型案件で当社の同業他社と受注を競うこともあります。その際に自分の知識と経験でお客様にとっての最適を見つけられた時は、案件獲得の一助になれていると思えて嬉しいです。

成長を感じた瞬間

現在の部署に異動してきたばかりの頃は、目の前の仕事をこなすことに必死で、自社の利益を考える余裕がありませんでした。大前提である、「お客様の貨物を、効率よく、コストを下げながら無事に輸出する」ということで頭がいっぱいだったんです。しかし、先輩や上司のフォローがあったからこそ、不安になることはなく、徐々に知識をつけていけたと感じています。また、その都度見合った仕事を任せてもらえたことも、スムーズな成長の要因になっていると思いますね。そして、自社の利益のことも考えられるようになってからは、仕事がさらに楽しくなりました。

ある1日のスケジュール

9:30
出社。
メールチェック、
当日搬入で未回答分の確認。
10:00
当日分の出荷予約を
終わらせて、
見積り業務。
12:00
自席でお弁当を
食べて休憩。
13:00
部会で市況や
共有事項などを
話し合う。
14:00
翌日以降の
出荷や予約などを
行う。
17:00
毎日の定期と
なっている貨物の
確認・調整。
18:00
退社
今後の目標

当社は、まだまだ混載率が低いことが課題だと感じています。混載できない貨物の割合が多いという要因もありますが、まずは、個人的に混載のスキルを上げることで、課題解決に貢献したいです。現在、「シッパーズビルド」という、航空会社に任せるのではなく、当社で自分たちの貨物をすべて積み付けするという新たな取り組みを、グループ会社と組んで行っています。はじめての取り組みになりますが、そこに携わって専門知識を吸収するなどして、新しい強みにできるようにしたいです。

仕事に活きた学生時代の経験

学生時代、国際交流サークルの代表を務め、イベントの企画・立案を行った経験があります。季節ごとにイベントを行い、当日の進行まで取り仕切っていました。できるだけ多くの人が集まれるようにスケジューリングやプランニングを行った経験は、少なからず仕事に役立っているように感じます。仕事で関わるたくさんの人それぞれが、何をどう考えて、どうしてほしいと思っているのか。それらをうまく感じ取れる土台を形成できたのではないかと思います。

皆さんへのメッセージ

興味のある業界が複数ある場合は、色々な会社の説明会に参加してみるといいと思います。そして、自分が本当にやりたいことを見極めてみてください。ただ、たくさんの企業に応募をすれば、その分、不採用通知が増えるかもしれません。私自身がそうでした。でも、就職活動が終わってみると、単に縁がなかったんだと思えるようになったので、気にすることはないと思いますよ。縁あって入社した当社ですが、若手の私にも大きな裁量を与えてくれるため、やりがいが尽きることはありません。この環境で一緒に成長していけたら嬉しいです。