三井倉庫グループ

あらゆる物流を知り、

ゆくゆくは海外へ

中部CS部 輸出CS2課
2021年入社 政策学部卒
T.K
PROFILE

学生時代は英語に力を入れ、アメリカへの留学も経験する。そうした経緯から、航空業界を軸に就職活動を行っていた。しかし、コロナ禍だったということもあり、もう少し幅を広げて企業を見ていこうと考え、三井倉庫エクスプレスと出会う。空輸をメインにしながら、世界とつながるスケールの大きさに惹かれ入社を決めた。

現在の仕事内容

現在は、セントレアにおける航空輸出業務に携わっています。日本から海外へ貨物を送るための手配をすることが主な役割です。「これを、いつまでに送りたい」という依頼に対して、最適コストとスケジュールを提案し、トラックの集荷手配、空輸に適した梱包、飛行機のスペース予約、通関依頼、AIR WAY BILL(航空貨物運送状)の作成といった作業を取り仕切ります。私がお客様からご依頼を受け、状況を整理しながら社内の航空調達・混載部や通関課に仕事を依頼するという流れなので、密なコミュニケーションは欠かせません。

仕事のやりがい

国によって規制や書類が異なるのですが、正確に覚えなければならないことが多く、難しいと感じます。しかし、一方で担当した貨物が世界各地へと輸出され、お客様のニーズに応えられていると実感できる瞬間は嬉しいですね。以前、海外で走る日本のラリー車に関わる部品の出荷に関わった際、一緒に選手の衣類も出荷したことがありました。色々と制約があり大変だったのですが、それを現地で選手が身に着けている映像を見た時は、自分で責任を持った貨物が無事に現地で使われているという、安堵の気持ちと達成感を味わうことができました。

成長を感じた瞬間

入社1年目でロジスティクス部に配属された時、倉庫内の改善活動に携わる機会がありました。倉庫内のゴミ箱への導線を整えることで、作業者の方のムダを省けるという提案をした経験です。現場の方が何に困っているのか、ヒアリングを重ねて提案を行いましたが、これまでの慣れ親しんだやり方を変えることに他なりません。そのため、現場の方が混乱してしまうことも考えられましたが、スムーズに改善を進めるため、自分なりにコミュニケーションを重ねていきました。例えば、お昼の時間に雑談をしている時に、何気なくその話をしてみるなどですね。急にやり方を変えて驚かれないよう工夫をした結果、無事に改善は行われ、現在も自分が思う通りの効果が出ています。入社してから2〜3ヵ月の頃だったのですが、自分で考えて行動できた経験は成長につながりました。

ある1日のスケジュール

9:00
出社。
メール確認、
一日の作業計画作成。
9:30
前日に出荷した
貨物の
書類処理など。
10:00
当日出荷する
貨物の
出荷書類作成。
12:00
ターミナルのお店で
同僚とランチ。
13:00
原価低減
報告会議
14:00
当日出荷の対応。
また、翌日以降の集荷手配や
航空機のブッキングなど。
18:00
退社
今後の目標

現在は中部CS部での勤務なので、車関係の貨物を扱うことが多いですが、ゆくゆくは他拠点で仕事に就き、色々な商品を扱えるようになりたいと思っています。先輩や上司を見て感じますが、やはり優秀なフォワーダーというのは経験や知識が違います。私も、衣類や食品などと多岐にわたる貨物を取り扱う経験をして、成長していきたいです。また、英語を本格的に使う仕事に興味があるので、海外駐在にも挑戦できたらと考えています。

仕事に活きた学生時代の経験

私が担当するお客様は中国の企業が多いのですが、現地の方とやり取りをする時や書類を作成する時は、英語を使っています。その点で、学生時代に学んだことは活かされていると思いますね。また、色々な人とコミュニケーションを取るのですが、やってほしいことを「理解してもらう」という点で、アルバイトでやっていた塾講師の仕事は似ている所があります。生徒に分かりやすく丁寧に説明してきた経験が活かされていますから。

皆さんへのメッセージ

私は、もともと国際物流業界の存在すら知りませんでしたが、就職活動の幅を広げてみようと考えたことで出会うことができました。だから皆さんも、ぜひ興味本位でも構わないと思うので、色々な業界を見てほしいと思います。意外とまだ知らないところに、自分に合った職業があるかもしれません。また、その企業の社風も大事かなと思います。当社は、気さくな方が多く、仕事中に必ずひと笑いあります。だからこそ、若手が意見を言いやすいのだと感じますね。