三井倉庫グループ

信頼を築くための

知識と経験をもっと

関西営業部 営業課
2017年入社 社会学部卒
T.O
PROFILE

大学時代は、高校からはじめたラグビーに明け暮れる。ラグビーは日本よりも世界で人気のスポーツであり、そういった理由から海外とのつながりに興味を持っていた。そして、就職活動で知った、フォワーディングに魅力を感じるようになる。様々な会社で面談を受ける中、どんなことにも丁寧に答えてくれた三井倉庫エクスプレスの社風に共感を抱いて入社を決めた。

現在の仕事内容

関西営業部は、部長1名、私を含めた課員3名という体制です。専門商社やメーカーのお客様が多く、化学品、繊維、自動車部品、鉄などの品目を多く扱っています。現在は、新規のお客様を積極的に開拓しているところです。まずは訪問を重ねるところからスタートし、見積りのご依頼があった時は、関係部署や関係会社へ連絡を取り、最適なプランを提案します。その際は、「危険品に強い」「中国への輸送が得意」など、当社の強みをしっかりと説明することを意識しています。

仕事のやりがい

貨物の出荷にはたくさんの工程が存在し、そのどこかで様々な問題が発生します。例えば、天候や機材トラブルなどが代表的ですが、急遽、梱包や防疫検査などを手配しなければならないこともあります。その時は、何とか解決できると思ったら、手間をかけてでも対応するようにしています。そうやってお客様との信頼関係を築き、感謝のお言葉をいただきながら、次の仕事につながった時は嬉しいですね。

成長を感じた瞬間

あるお客様の中国工場で部品が足りなくなり、すぐさま日本から届けなければ、生産が止まってしまうという状況がありました。通常はコストの関係で海上輸送していたものを、航空輸送に切り替えたのですが、それでも状況は厳しい。しかし、お客様、現地代理店とweb会議をして、「通関」の工程を縮めることで解決に至りました。現地の協力がなければ、実現しない解決方法でしたが、お互い同じ方向を向いてしっかりコミュニケーションできたからこそ、辿り着けた答えだったと思います。このように、何かトラブルがあった際は、成長のチャンスです。解決までの道のりは大変ですが、自分が矢面に立って積極的に動けば、それは経験を伴った知識となります。そうなれば、次に同じようなことが起こってもスムーズに対処できますし、新たな引き合いに対しても、そのトラブルの可能性を加味しながら、最善案を自信を持って提案することができます。

ある1日のスケジュール

9:00
出社。
メール確認など。
10:00
関係各所に
問い合わせをして、
見積り作成。
12:00
ランチ。
13:00
お客様先で
出荷動向の
ヒアリング。
15:00
問い合わせ対応、
見積もり対応。
16:00
訪問内容、
今後の取り組みなど
レポート作成。明日の準備。
17:45
退社
今後の目標

今後は、専門的な知識を増やしていきたいと考えています。現在、提案を行う際は、分からないことがあれば社内のプロフェッショナルに質問をして、最適な回答を用意していますが、これが自分一人でできるようになれば、お客様をお待たせすることがなくなりますから。正しいレスポンスを早くすればするほど、信頼関係も深まっていくと思うので、自分で調べ、分からないところは素直に聞き、成長していきたいと思います。特に今は、輸入通関の知識を身につけたいですね。

仕事に活きた学生時代の経験

大学のラグビー部では、本当に多くのことを学びました。ラグビーは、自分一人が勝手なことをすると、そこを突かれて失点してしまうことがよくあります。自分の責任を果たしながら、全員で協力することが何よりも大切になるスポーツなのです。その感覚は仕事にも活かされていますね。特に関西営業部は人数が少ないからこそ、お互いにサポートし合いながら進めていくことを意識できているおかげで、予期せぬトラブルにも柔軟に対応できているのではないかと思います。

皆さんへのメッセージ

その企業の事業内容はもちろん大切ですが、実際の仕事内容や人間関係などを大事に見てほしいと思います。しかし、それらは外から分かることではないので、会社説明会や面談などで確認する必要があります。実際に訪問をして雰囲気を感じ取るという方法もいいかもしれないですね。その点、当社は指示をされるというよりも、自分で考えて進めていく仕事が多く、自ら挑戦できる社風があります。後は、プライベートを大切にできるかも、しっかりと確認しましょう。