三井倉庫株式会社

三井倉庫株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:久保 高伸)は、花王株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役社長:長谷部 佳宏)、 いすゞロジスティクス株式会社(本社:神奈川県横浜市、代表取締役社長:井桁 一也)と共に、 一般社団法人日本物流団体連合会が主催する「第24回物流環境大賞」において、「特別賞」を3社合同で受賞しましたので、お知らせします。

物流環境大賞は一般社団法人日本物流団体連合会が、物流部門における環境保全の推進や環境意識の高揚等を図り、 物流の健全な発展に貢献された団体・企業又は個人を表彰することを目的として平成12年6月に創設されました。 今回3社は、既存の物流スキームにインランドコンテナデポ(以下、ICD)を活用したコンテナのラウンドユースを行うことで、 CO2削減、ドライバーの運用効率向上を実現したことが評価されました。

表彰式の様子

6月27日（火）に行われた表彰式の様子。
左より、花王：橋本部長、日本物流団体連合会：池田会長、いすゞロジスティクス：福島グループリーダー、 三井倉庫：安原部長

取り組みの概要

本取り組みは生産拠点至近のICDを活用したコンテナラウンドユースに関するものです。 三井倉庫グループが提供する、お客様の持続可能なサプライチェーン構築支援サービス「三井倉庫SustainaLink」の 脱炭素物流支援メニューとして、物流における各工程のCO2排出量を見える化し、 花王株式会社、いすゞロジスティクス株式会社と共にCO2排出量が多いコンテナ輸送の改善活動に取り組みました。

社会的な「ESGへの関心の高まり」に加え「2024年問題への対応」という喫緊の課題がある中で、 ICDを活用したコンテナのラウンドユースを行うことで、総輸送距離の削減を実現しました。 三井倉庫株式会社が提携するICDは栃木県南部にあり、花王株式会社栃木工場から15km、 いすゞ自動車栃木工場から45㎞の場所に位置しております。 従来の京浜港から空コンテナをピックアップするよりも短い走行距離で空コンテナの利用が可能となり、 CO2排出量とドライバーの拘束時間削減に大きな効果が見込まれます。

＜本取り組みのイメージ＞

本取り組みによる想定効果（花王株式会社、いすゞロジスティクス株式会社　2社合算）

• CO2排出量を年間で対従来スキーム輸送と比較して62.9ton削減（従来比42％の削減）
• ドライバーの運転拘束時間960時間削減（従来比33％の削減）

本件に関するお問い合わせ先

三井倉庫ホールディングス株式会社
経営企画部広報室
MAIL：kouhou@mitsui-soko.co.jp