三井倉庫グループ

「令和4年度モーダルシフト最優良事業者賞(大賞)」を受賞

~日本物流団体連合会「モーダルシフト取り組み優良事業者公表・表彰制度」において~



三井倉庫ホールディングス株式会社

三井倉庫ホールディングス株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:古賀 博文、以下「当社」)は、一般社団法人日本物流団体連合会が主催する「モーダルシフト取り組み優良事業者公表・表彰制度」において、「令和4年度モーダルシフト最優良事業者賞(大賞)」を受賞しましたので、お知らせします。
この表彰は、物流業界における環境負荷低減及びトラックドライバーの労務環境改善の観点から、他の模範となる取り組みを広く社会に紹介し、業界全体の同取り組みに対する意識向上やモーダルシフトをさらに促進しようとするものです。今回「新規開拓部門」として応募した当社の「建設機械の海上輸送へのモーダルシフト」が16件13社の候補案件の中から、最優秀となる大賞を受賞しました。
本取り組みは、当社、三井倉庫株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:久保 高伸)、三井倉庫九州株式会社(本社:福岡県福岡市、代表取締役社長:重村 篤志)の3社が共同で実施、実現したものとなります。

表彰式の様子

12月6日(火)に行われた表彰式の様子。左:日本物流団体連合会、池田潤一郎会長。
右:三井倉庫ホールディングス、伊藤智光執行役員(戦略営業・事業開発担当)

取り組みの概要

当社グループの顧客である建設機械(以下、建機)メーカー様は、福岡の工場から日本全国へ建機を出荷しておりますが、特に北海道向け等の長距離輸送においては、CO2削減への要望はもとより、建機自体の輸送取り扱いができるトラック車種・ドライバーが限られている中で、今後の安定的な輸送サービスの継続を危惧されておりました。
本取り組みでは当社が輸送スキーム全体を各種調整し、重量があり、背も高いため、通常のコンテナやウィングトレーラーに積載することが困難な建機を自走させて積み卸しを行い、RORO 船を2回乗り継ぐ体制を構築することに加え、建機の種類に応じたラッシング(貨物固定)荷役の実施、お客様からの輸送オーダー単位の調整協力をいただくことなどにより、輸送工程全体の 90%以上を海上輸送へモーダルシフト化することに成功いたしました。

取り組みイメージ図


取り組みによる効果

当社グループは、お客様の持続可能なサプライチェーン構築をサポートする 「三井倉庫SustainaLink」サービスの展開を通じ、お客様のサプライチェーンを持続可能なものにするという視点で、これからも物流全体のサステナビリティ向上・進化に貢献するための様々なソリューションの提供を推進してまいります。

本件に関するお問い合わせ先

三井倉庫ホールディングス株式会社
サステナビリティ営業部
経営企画部広報室
TEL:03-6400-8017
MAIL:kouhou@mitsui-soko.co.jp

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