当社グループの主要事業会社の一つである三井倉庫株式会社が、一般社団法人日本物流団体連合会(以降、物流連)が企画・主催する「物流環境大賞」において「物流環境特別賞」を受賞しました。当社グループとしては2010年、2017年に続き3度目の受賞となります。
【ご参考】
- 表彰制度の概要についてはこちら(※「一般社団法人日本物流団体連合会」のサイトへ遷移します)
物流環境大賞|一般社団法人日本物流団体連合会 - 過去の受賞者についてはこちら(※「一般社団法人日本物流団体連合会」のサイトへ遷移します)
過去の受賞者概要|一般社団法人日本物流団体連合会
このたび「物流環境特別賞」を受賞した取り組みとして、国内大手総合飲料メーカー様とのパートナーシップのもと、「門前倉庫(※)」の仕組みを活用したトラック輸送の効率化を通じて、CO2排出量の削減、トラックドライバー不足の解消および物流現場における労働負荷の低減を実現しました。
※製品の製造工場(プラント)の近隣に設置した原材料倉庫
また、この取り組みによって見込まれる各削減効果は以下の通りです。
削減効果 | 削減率 | |
---|---|---|
CO2排出量 | 約1,000トン(※2) | 約80% |
長距離(※1)輸送トラック台数 | 約4,000台(※2) | 約63% |
ドライバーの運転・拘束時間 | 約24,000時間(※3) | - |
※1:100km以上と定義
※2:2017年原材料輸送実績を基に、門前倉庫の活用を想定している原材料のみを対象として試算
※3:2017年原材料輸送実績を基に、1台あたりの運転・拘束時間を算出し試算
当該取り組みは、当社グループがこのたび特定した以下3つの重要課題(マテリアリティ)のうち、「協創を通じた持続可能で強靭な物流サービスの構築」の具体的な施策の一つにあたります。
- 協創を通じた持続可能で強靭な物流サービスの提供
- 安全、多様性、働きがいのある労働環境の実現
- 積極的な環境負荷低減による低炭素社会・循環型社会への貢献
三井倉庫グループは持続可能な社会の実現を目指し、これからも企業価値の向上と社会課題の解決に貢献していきます。