三井倉庫ホールディングスとNRS、
戦略的パートナーシップの形成に合意
~ お客様のサプライチェーンの上流領域(調達・生産)に対して、両社の強みを活かしたソリューションを提供 ~
三井倉庫ホールディングス株式会社
NRS株式会社
三井倉庫ホールディングス株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:古賀博文、以下「三井倉庫HD」)と、NRS株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:戸木眞吾、以下 「NRS」)は、2022年10月25日に戦略的パートナーシップの協定に合意いたしましたので、下記の通りお知らせします。
1. 本パートナーシップ形成の背景と目的
世界情勢の不確実性が高まる中、原材料の不足による生産調整、運賃高騰による物価上昇等、サプライチェーンの混乱による影響は、正常な企業活動、そして安全で安心な社会活動に対する大きな脅威となっています。
特に調達領域とされるサプライチェーンの上流工程の混乱が与える影響は大変大きく、多種多様な原材料・部品の特性や地域に縛られない、いかなる時でもそれらの安定供給を可能とする幅広い分野を包括した物流サービスの提供が必要とされています。また、サプライチェーンにおけるカーボンニュートラル化やDXへの対応の必要性についてはいうまでもありません。
このような認識のもとNRSと三井倉庫HDは、このたび戦略的パートナーシップを形成することに合意いたしました。
NRSの持つ、化学品原料分野におけるサプライチェーン上流領域での危険物を中心とした取扱いで培った物流ノウハウ(保管・輸配送・フォワーディング等)と、三井倉庫HDの持つ、モビリティ・半導体分野を始めとする幅広い顧客基盤、非危険物領域のサプライチェーンを俯瞰するメーカー視点での物流ノウハウ、そして両社の持つグローバルネットワークを組み合わせることで、サプライチェーンの上流領域(調達・生産)における様々な課題に対し、両社の強みを活かした優れたソリューションの提供と、サプライチェーンのカーボンニュートラル化を始めとするESG分野、そしてDX分野への取り組みを推進し、物流に新しい価値を生み出してまいります。
2. 本パートナーシップにおける主な取り組み
今後両社は協力して以下の取り組みを推進してまいります。
- 原材料・部品等の製造業界に向けて、両社が有する物流機能を融合し、危険物・非危険物の垣根を超えた統合ソリューションサービスを提供する。
- カーボンニュートラルの結果として、今後の社会に大きなメリットをもたらすとされる、 「2050年カーボンニュートラルに伴うグリーン成長戦略」で選定された“成長が期待される重要分野”に向け、お客様視点の最適な物流デジタルプラットフォームを形成する。
「2050年カーボンニュートラルに伴うグリーン成長戦略」(経済産業省)
https://www.meti.go.jp/policy/energy_environment/global_warming/ggs/index.html
【三井倉庫ホールディングス株式会社について】
代表者 | 代表取締役社長 古賀博文 |
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本社所在地 | 東京都港区西新橋3丁目20番1号 |
事業内容 | グループの経営戦略策定及び経営管理、不動産事業 |
資本金 | 11,156百万円 |
設立 | 1909年10月 |
【NRS株式会社について】
代表者 | 代表取締役社長 戸木眞吾 |
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本社所在地 | 東京都千代田区神田錦町3-7-1 興和一橋ビル8階 |
事業内容 | 倉庫、通関、国際輸送、貨物自動車運送、貨物自動車利用運送、鉄道貨物利用運送、海上貨物利用運送、航空貨物利用運送、
輸送容器のリース・レンタル・販売、 3PL(サード・パーティー・ロジスティクス サービス)、物流情報システムの開発等 |
資本金 | 2,000百万円 |
設立 | 1946年12月(2022年10月1日に株式会社日陸からNRS株式会社に商号変更) |
本件に関するお問い合わせ先
三井倉庫ホールディングス株式会社 経営企画部広報室
(TEL:03-6400-8017 MAIL: kouhou@mitsui-soko.co.jp)
NRS株式会社 営業統括部
(TEL:03-5281-8179)