三井倉庫㈱、関東P&MセンターⅡ期施設を竣工
~ 東日本エリアの基幹拠点を拡充、7月より稼働 ~
三井倉庫ホールディングス株式会社
三井倉庫株式会社(東京都港区、社長:久保 高伸、以下「三井倉庫」)は、このたび、埼玉県加須市で稼働中の関東P&Mセンターの同一敷地内にⅡ期施設(B棟)が竣工したことに伴い、医療技術のグローバルリーダーであるベクトン・ディッキンソンの日本法人、日本ベクトン・ディッキンソン株式会社と、そのグループ企業である株式会社メディコンの国内物流を一元管理する新たな東日本拠点として、7月より順次稼働することをお知らせいたします。
<過去参考リリース:2019年11月>
「ヘルスケア事業専用物流施設
関東P&MセンターⅡ(仮称)新設」
<過去参考リリース:2020年6月>
「日本ベクトン・ディッキンソン株式会社と株式会社メディコンの国内物流業務を一括受託」
三井倉庫が手がける両社の流通管理の一元化プロジェクトとしては、既に稼動済みの西日本、首都圏[羽田]に続く3拠点目となり、今回の東日本拠点の稼動によって拠点再編は完了することになります。
三井倉庫では、同施設の運営についても既出2拠点と同一の品質管理基準に則った付加価値の高い物流サービスを提供していくとともに、CO2削減や省人化等のESG観点でのサステナブルなサービスの構築にも取り組んで参ります。
<過去参考リリース:2021年3月>
「三井倉庫㈱、羽田エリアに関東P&Mセンターのサテライト拠点を開設」
なお、このたび開設する同拠点では、1.環境負荷、災害対策にも配慮した様々な設備の導入、2.流通過程で必要となる流通加工(包装・表示)の受託体制の整備に加え、3.東北自動車道と首都圏中央連絡自動車道に至近な立地を活かした輸配送の合理化等、流通業務の効率化を積極的に推進することにより‘物流総合効率化法’の認定を取得しています。
- 主要設備の導入:免震構造、非常用電源、自家消費型太陽光発電、人感センサーLED照明
- 受託体制の整備:医療機器・体外診断用医薬品製造業の取得、QMS準拠の手順整備
- 輸配送の合理化:拠点統合による輸送網の集約、共同配送の推進
同拠点の概要
名称 | 関東P&MセンターB棟 |
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住所 | 埼玉県加須市芋茎1248-12 |
規模 | 地上4階建(倉庫3層)、延床面積 約23,580㎡ |
特徴 | 全館温度管理(冷蔵【2-8℃】, 常温【15-25℃】, 室温【1-30℃】)、館入室管理(ICカード認証) |
関東P&MセンターB棟外観
関東P&MセンターB棟内観
三井倉庫及び三井倉庫グループは、今後も医療分野の様々な領域に対して、顧客ニーズに合った最適なサプライチェーンマネジメントを実現するために不可欠となる拠点の開設に積極的に取り組むとともに、再生医療領域における厳密な品質管理要求にも適合する高度な管理体制の構築と継続的な整備を通し、お客様の事業拡大に貢献して参ります。
ご参考情報
- 日本ベクトン・ディッキンソン株式会社 様
https://www.bd.com/jp/ - 株式会社メディコン 様
https://www.crbard.jp/ - P&Mセンターとは「Pharma & Medical センター」の略。当社グループではヘルスケア専用施設のブランド名称を「P&Mセンター」に統一しております。
本リリースに関するお問い合わせ
三井倉庫ホールディングス株式会社 経営企画部広報室
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