資材メーカー
サプライチェーン全体の見直しにより、業務改善を推進
- サプライチェーンソリューション
- 産業資材・化学品
背景
資材メーカーA社様は、安全品質・サービス水準の強化とコスト低減の両立を目指し、全社サプライチェーンプロセスの改革を推進していました。そのため、物流部門については徹底的な物流の見える化を推進し、さらに継続的改善を進めるためにPDCAサイクルの機能強化が課題となっていました。
ご提案内容
私たちは、3PLパートナーとして4つのポイントから資材メーカー様のロジスティクスを分析・改善。その管理・運営全体を見直しました。
- 第1段階では、物流機能のアウトソースにより現行物流コストの低減と、国内物流網におけるオペレーション品質の安定化を実現。
- 第2段階では、ロジスティクスの再構築による更なるコスト・品質の高度化を実施。
- また、コンピュータシミュレーションにより最適な拠点配置を割り出し、アルゴリズムで安全在庫を算出、改善を提案。
- さらに業務手順の標準化、入札による実物流業者の選定、お客様とのKPI、ISSUE情報の共有など、基本的だが不透明になりがちな業務を明確化。
成果
- 現場トラブル情報の吸上げ体制を整え、お客様とのスピーディーな情報共有で問題を最小化。
- 物流管理を兼務していたマーケティング部門が専任化、加えて物流担当者を増員せずに物流管理機能を大幅に強化するなど、コア業務への集中を実現。
- 月に1度、問題分析・原因究明を行い、その他拠点への水平展開を行うことで問題を未然に防防止。
- 在庫情報を一元管理することで、個別業者への委託ではなし得なかった合理的な配送を実現。