三井倉庫グループ

三井倉庫ロジスティクス、レベル4自動運転トラックを用いた「関東-関西間の1日1往復運行」の連続運行実証に参画

~連続「1.5往復」のオペレーションを構築し、車両稼働率および輸送能力の
向上から自動運転トラック活用の有効性を確認~




三井倉庫ロジスティクス株式会社


三井倉庫ロジスティクス株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役社長:石川輝雄、以下、「当社」)は、2026年1月に、「自動運転トラック輸送実現会議~L4 Truck Operation Conference~」によるレベル4自動運転トラックを用いた幹線輸送サービスの実現に向けた「関東ー関西間の1日1往復」の連続運行実証(以下、「本実証」)に同会議の構成メンバーとして参画いたしました。本実証において当社は、スワップボディコンテナ車両を活用した「1.5往復」の運行スキームの構築および運行管理を行い、自動運転区間外を含む一気通貫の輸送オペレーションの実現性を検証いたしました。

*¹ 自動運転トラックによる物流オペレーションの成立および社会実装に向け、業界を横断した多様な知見・知識を持った企業が協力し、官学と連携しながらレベル4自動運転トラックの幹線輸送サービス実現を目指す集まり
*²特定の走行環境条件を満たす限定された領域において、自動運行装置が運転操作の全部を代替する状態
(参照:https://www.mlit.go.jp/common/001226541.pdf
*³株式会社T2プレスリリース:国内初 「関東ー関西間の1日1往復」を実証 物流事業者7社が協力~48時間以内に2往復を達成 レベル4で前提となる連続運行のオペレーション構築へ~(https://t2.auto/news/2026/0225.pdf)

背景と目的

レベル 4自動運転トラックによる無人運転は、ドライバーの休息や休憩時間を考慮する必要が無いため、車両を24時間走行させることが可能です。この利点を最大化するためには、車両を絶え間なく走行させ続ける連続的な輸送業務となるような運行の組み合わせを行うことが必要となります。「関東-関西間の1日1往復」以上の輸送を実現できれば、従来のトラックとドライバーが一組になっている運行形態と比較し、トラック1台あたりの稼働率と輸送能力を2倍以上にできることが見込めます。当社は、この可能性を確認すべく、本実証に参画しました。

自動運転トラックの「関東-関西間の1日1往復」の連続運行には、日昼便と夜間便を組み合わせた運行オペレーション構築が必要性です。また、自動運転トラックの稼働を止めないためには、その発着に合わせた貨物の連携も重要であり、積載・取卸し時間の短縮や、発着地点が異なる貨物同士の効率的な集約が重要となります。

そのため、自動運転区間外の行程を計画的に管理することで自動運転トラックの運行に影響を及ぼさないようにすること、さらには、自動運転区間以外においても効率的な運用を行うことが、輸送全体の有効性を保つ上で大切になります。今回、これらを検証すべく、当社にてスワップボディコンテ車両を活用した「1.5往復」の運用を中心に実証を行い、その実現性を検証しております。

実証の概要

現状の輸送リードタイムの中で、自動運転トラックが関東-関西間を1日1往復するための発着時間に、貨物を計画的に連携させられるかを検証。また、貨物発着地と自動運転トラックの切替拠点との位置関係に応じた運用パターンについて実施。

実証実験により確認できた主な成果

①日中便と夜間便の組み合わせ

距離のある輸送区間におけるリードタイムを有効活用すること及び、貨物の積込み・取卸し時間を最適に変更調整することで、日中便と夜間便を組み合わせた効率的な運用構築が可能であることを確認。

②連続する往復運行の実現可能性

自動運転トラックが発着する切替拠点に対し貨物連携を計画的に行うことで、当社による一貫したオペレーション管理のみで1日1往復運行の運用体制を確立ができることを確認。

③前後のオペレーションの最適化

自動運転トラックの切替拠点から離れた発着地であっても、中継拠点を経由させることで、広範囲の貨物を自動運転輸送の対象にできることも確認。また、中継拠点において発着時間に合わせた切替拠点への連携を行うことで、同拠点が切替拠点のキャパシティに対するバッファとして重要な役割を持てる可能性も検討できる。

このたびの実証をもとに、当社は自動運転トラックの稼働率を最大化させるオペレーション構築を加速させます。さらには、自動運転トラック輸送区間へつなぐ一般道区間のオペレーションにおいても効率化を図り、サプライチェーン全体で最適化された一貫輸送サービスおよび効果的なオペレーション構築に引き続き取り組んで参ります。



本件に関するお問い合わせ先

三井倉庫ロジスティクス株式会社
営業本部 営業推進部
Email:scm_sales_div@mitsui-soko-lg.com

本お知らせに関する報道関係のお問い合わせ先

三井倉庫ホールディングス株式会社
経営企画部 広報室
Email:kouhou@mitsui-soko.co.jp

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