LVL船積手配管理サービス、三井化学 物流部様に提供
~タイムリーな情報共有で業務効率化を支援~
三井倉庫ホールディングス株式会社
三井倉庫グループ(以下、「当社グループ」)は、このたび、輸出業務を支援する「LVL船積手配管理サービス」(以下、「本サービス」)を三井化学株式会社 物流部様に提供しましたのでお知らせします。
当社グループは、2021年に「三井倉庫グループDX戦略」を策定して以来、SCMにおけるデジタル化、見える化することを通じて社会価値を創出することを目指しています。 総合物流企業として長年培ってきた物流業務の知見を活かし、お客様の物流の最適化を支えるSCMデジタルプラットフォーム「LVL(Logistics Value Link)」を構築することで、 モノの動きや所在情報をデジタルで蓄積・管理・活⽤および、情報伝達のデジタル化による業務効率化を支援しています。
本サービスは、LVLをベースに、三井化学株式会社の物流部様向けに共同で開発したサービスです。本船予約の手配状況がウェブ上で確認でき、 共通の管理画面を介して各業務の担当者間での円滑なコミュニケーションが可能になるなど、輸出に関わる業務効率化が図れます。 また、船積実績などのデータのタイムリーな連携により、迅速な経営判断を実現できます。なお、本サービスで集約した物流データをもとに、 当社グループが提供するCO2排出量の一括算定サービス「SustainaLink」※を活⽤したCO2排出量の算定も可能です。
サービス概要図

LVL船積手配管理サービスの特徴
1.タイムリーな船積手配状況の照会
2.当社グループ以外の物流委託先や乙仲が手配する案件など、全輸出情報の集約化
3.船会社への月次支払いデータ作成(適⽤料金の自動引当て)
三井化学株式会社 物流部様の導入メリット
1.メール等での問い合わせ減少による業務負荷の軽減
2.輸出データの集約化による集計および分析業務の効率化
3.タイムリーな輸送コスト集計およびCO2排出量集計による経営判断の迅速化
当社グループは、本サービスをはじめ、SCMの業務課題を解決するサービスの提供を通して、今後も物流業務の効率化と付加価値の向上・新規価値の創出を目指してまいります。
※ 物流業界のサプライチェーン上のリスクとなる、環境、労働力、災害の3つのリスクに対する課題解決を支援するサービス。環境リスクでは、「MS CO2 Analyzer」:CO2排出量一括算定サービス、「MS CO2 Navigator」:CO2排出量簡易算定ツールを⽤いてCO2排出量を可視化し、それらデータを基に排出量の削減を提案します。
本件に関するお問い合わせ先
三井倉庫ホールディングス株式会社
デジタル戦略部
Email:dx@mitsui-soko.co.jp
本リリースに関するお問い合わせ先
三井倉庫ホールディングス株式会社
経営企画部 広報室
Email:kouhou@mitsui-soko.co.jp