医薬品メーカー
米国大手小売店のシビアな納品要求に対応する輸送・管理体制を構築
- ヘルスケア物流
- グローバル3PL
- 南北アメリカ
- 医薬品物流

背景
全米各地の大手小売店向けに湿布薬を販売されている医薬品メーカーB社様。米国の大手小売店はその規模から、納品業者に対する影響力は大きく、納品する商品の荷姿やリードタイムに関して小売店毎に事細かなルールが定められており、そのすべてを自社で対応するために多大な業務工数が必要な状態でした。そうした、コアビジネス以外の物流業務のアウトソーシングと効率化が急務になっていました。
ご提案内容
私たちは、3PLパートナーとして生産国からのフォワーディングサービス及び米国内での保管業務、またFEDEX・UPSやトラックを利用し全米各地の大手小売店のへの配送サービスまでを管理。
お客様側システムと私たちのシステムをEDIで結び、日々の入出庫データの交換を実施。また、配送進捗情報をお客様側からも確認いただけるようにwebトラッキングサービスも導入しました。
保管業務においては、医薬品という精緻な管理が求められる商品の特性上、入出庫時に全量LOTナンバーをスキャンすることでトレーサビリティーの確保と誤出荷防止策を講じました。
成果
- 3PL化を推進することで、お客様がコアビジネスに集中できる体制が実現
- 私たちが持つ大手小売店向けの配送ノウハウを活用することで業務の標準化とコスト低減が実現
- 入出庫時のLOT#スキャンにより誤出荷の大幅な減少と出荷先毎の出荷LOT情報の管理が実現